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2007年05月15日

小論文対策

小論文で問われるのは、高い倫理観と大学入学後の目的意識の高さなどです。

日常生活において「医療過誤の問題」や「ノロウィルス」「ヒトゲノム」「出生前診断」「ES細胞」についてなど、医学的な知識を是非を問えるまでに探求しておくことが必要です。

[参考サイト]
医学部 再受験.com

医学部学士編入の試験科目

医学部学士編入の試験は一般入試に比べて試験科目が少ないため、文系学士社会人にとってもチャレンジしやすい制度である。

しかし、各大学5〜15名程度の定員枠に多くの受験者が殺到するため高倍率であるだけでなく、英語や生命科学、自然科学などの学力を問われる超難関試験となっている。

1次「書類審査」→2次「学科試験」→3次「面接(集団討論)」
1次「学科試験」→2次「(小論文・)面接(集団討論)」

という方法が多い。

学科試験の内容は「英語」「小論文」「生命科学(自然科学)」などが中心。最近の傾向として、大学教養課程レベルの知識を要求する大学が増えてきている。


[参考サイト]
医学部 再受験.com
大学受験物理学習マニュアル

群馬大学医学部学士編入(文系学士受験可能)

群馬大学は、小論文文系向きで文系学士にも受けやすい大学である。
受験資格にも制限がなく、受験可能である。

しかし、平成19年度の合格者数を見ると、文系学士は2名/15名であり、狭き門であることは間違いない。

平成19年度の合格者は、15名(出願者数:560名)

出身大学
+北海道 5
+東京 1
+神戸 1
+京都 1
+徳島 1
+東京薬科 1
+慶應 1
+大正 1
+文教 1
+Sydney 1
+Georgetown 1

出身学部
+理工学系 8
+医療系 3
+文学 2
+教育 0
+その他 2

学位
+学士 9
+修士 5
+博士 1

群馬大学医学部学士編入ページはこちら
[参考サイト]
医学部 再受験.com

文系学士でも受験可能な大学

多くの大学では、自然科学系の取得済単位を要求したり、編入試験が自然科学系(特に生命科学)にかかわる問題が出題されるため、文系学士編入することが難しい。

現状で文系学士受験可能な大学は、以下の4つだ。

文系学士が受験可能な大学
群馬大学富山医科歯科大学東海大学など)

ただし、放送大学や、大学の通信講座などの科目履修生になり、自然科学系の単位をそろえれば、文系学士であっても受験可能になる。

1年後に編入試験を目指すのであれば、編入受験できる大学が増えるので検討の余地あり。

[参考サイト]
医学部 再受験.net

2007年05月08日

再受験生に厳しい大学

30歳以上の合格実績の有無などから判断すると、

○東大→×
○東京医科歯科大→×
○群馬大、筑波大→再受験生締め出し?
○浜松医大→地元優先
○信州大、山梨大→後期は再受験生への差別はみられない

また、面接の配点の高い所は再受験生に厳しいことが考えられます。
筆記試験の得点は操作できませんが、面接や調査書点は操作できます。
面接の配点の低い大学のほうが、不利になりにくいと思います。

[参考サイト]
医学部 再受験.net


学士編入vs一般入試

学士持ちの人で医学部再受験を目指す場合、学士編入と一般入試のどちらかを選ぶことになります。

学士編入のメリットは、大学3年生からスタートできるので、2年早く医師になることができる点です。
大学でしっかり勉強した人、英語が得意な人は学士編入をまず考えるべきでしょう。

ただ、学士編入にも問題点があります。
(1)英語が得意でないと難しい。
(2)生物についての知識が必要。
(3)編入試験は情報が少ない。
(4)卒業した大学の成績が悪いと、教授の推薦を得られにくい
(5)一般の方が、努力が結果に結びつきやすい。

以上の点を考慮して、どちらの選択にするか考えてみるとよいでしょう。

[参考サイト]
医学部 再受験.net

志望大学の選択

「○○大学の医学部に行きたい」というのではなく、「医師になりたい」というのであれば、模擬試験を受験して自分の実力を把握し、その中で自分にとって最も条件の良い大学を志望校にすることになるでしょう。

その際、受験科目や、問題の難易度なども、検討事項になると思います。

ただ、結婚していたりして、現在の住所の近くでないと通えないなどの制限があれば、地理的な条件が重要になってくると思います。

[参考サイト]
医学部 再受験.com

合格までの流れ

(1)模擬試験(駿台、河合、代々木)を受験し自分の実力を把握、試験に慣れる。
(2)大学入試センター試験を受験する。
(3)各大手予備校が行うセンターリサーチの結果に従い出願。
(4)国公立前期・後期試験受験。
(5)合格、期限までに入学手続きを行う
(6)入学。

[参考サイト]
医学部 再受験.com

通信講座を使った医学部対策

全科目をそろえた大手の通信講座としては、次の2つがある。

進研ゼミ

増進会出版社(Z会)

記述式の答案を作成して送ると、添削されて帰ってくる。
詳しい解答・解説集ガ届き、それを使って復習する。

Z会は問題の難易度が高いことで有名。難関大学対策には定評がある。

ただ、これらの通信添削は、未習だったり苦手だったりする科目の勉強にはあまり向いていないと思う。
そもそも解答が作れないからだ。

ある程度できるようになった科目について、さらに伸ばしていこうというときには、役立つと思う。

[参考サイト]
医学部 再受験.com

理科の選択

医学部の場合は多くは物理、化学、生物から2教科を選択する。

化学・物理、化学・生物の組み合わせが多い。

大学によっては、理科3科目が必要になるところもあり、注意が必要。

[参考サイト]
医学部 再受験.com

地域枠導入大学

2005年度以前から: 信州大学、滋賀医科大学、佐賀大学、札幌医科大学、福島県立医科大学、和歌山県立医科大学

2006年度から: 弘前大学、秋田大学、三重大学、鳥取大学、島根大学、愛媛大学、香川大学、宮崎大学、鹿児島大学
2007年度から: 富山大学、 山口大学
2008年度から: 旭川医科大学、新潟大学、奈良県立医科大学、高知大学
検討中: 金沢大学(早ければ2008年度から)、大分大学

[参考サイト]
医学部 再受験.com

育児(結婚)と医学部受験

育児をされながら東京医科歯科大学医学部医学科に合格された方がいます。
その方のホームページ

結婚・育児をしながらの受験勉強生活は、家族の支えと理解が不可欠です。

6年分の授業料、教科書代、諸費用を考えると金額は、国公立医学部で400万程度は必要です。
生活とどのように両立するかが課題です。

[参考サイト]
医学部 再受験.com

医学部を理科3科目で受験

将来医師を志す者は、自然科学の基礎として、物理・化学・生物は最低限学んでおくべきだとの判断から、理科3科目を課す大学が増えてきています。

2006年度から: 京都大学、大阪大学、佐賀大学、京都府立医科大学、大阪市立大学
※北海道大学(センターと個別合わせて理科3科目必要)

2008年度から: 九州大学、旭川医科大学、奈良県立医科大学
2009年度から: 徳島大学

再受験生にとっては、未習の理科を1つ追加しなくてはならないため、それなりの負担になりそうです。

[参考サイト]
医学部 再受験.com

受験許可書

仮面浪人や、休学者が医学部を再受験する場合、現在在籍している大学の受験許可証が必要になる場合があります。

在籍している大学に直接たずねて確認しておきましょう。

[参考サイト]
医学部 再受験.com


面接の内容

医学部の2次試験で行われる面接の内容を、次のサイトから見ることができます。

Kei−Net : 河合塾が提供する大学入試関連情報のページ

会員登録をしなければなりませんが、誰でもすぐに会員になれるので情報の閲覧は簡単です。

Z-KAI増進会出版社ホームページ

書店で販売されている受験情報誌や、進研ゼミ、Z-KAIなどの情報誌からも情報を入手できます。

文系から理転して医学部再受験をする場合

大学入試の上では、医学部は理系扱いです。

多くの国公立大学で数学I,II,III、A,B,C、理科は2教科選択でI.IIが課されます。

文系の人が理転して医学部を受験する場合、独学で数VCや理科の対策をすることになります。

苦手意識の有無にもよりますが、予備校や通信添削などを利用して、基礎から順序だてて学んでいけば、独学でも十分学べると思います。

[参考サイト]
医学部 再受験.com

医学部再受験のための予備校選び

大手予備校(代々木、駿台、河合塾系)か、少人数制医歯薬専門予備校かの選択になると思う。

講義レベルの高さなら大手予備校
面倒見のよさなら医歯薬専門予備校

ということになっているが、大手予備校もチューター制度をとっていたりして、面倒見のよさに力を入れ始めている。データ分析なども強いので、大手予備校のほうが無難か。

医歯薬専門予備校は、多浪生の占める割合が高い場合が多く、良くも悪くも予備校の雰囲気を決定していることが多い。

[参考サイト]
医学部 再受験.com


調査書・健康診断書

募集要項を見ると、調査書を「重視する」と書いてある場合と、何も言及していない場合があります。

調査書は、自分の出身高校に問い合わせて作成してもらいます。あらかじめ1枚多く作成してもらってその内容を見ておくと、面接で質問される内容をある程度予想できます。

大学指定の物に高校側が書き込むもの(自治医大2次試験)もあります。

医学部入試では健康診断書が必要となる場合が多いので、その場合は、早めに取っておきましょう。

[参考サイト]
医学部 再受験.com


模擬試験受験

模擬試験は各大手予備校(代々木ゼミナール、河合塾、駿台予備校)のものから、選択して受験すれば十分だと思います。

一般的に一番受験者数が多く、難易度・出題傾向などが本番に近いのが河合塾系の模擬試験、問題の難易度が高めで受験生のレベルが高いと言われるのが駿台予備校系の模擬試験。

これらの模擬試験は各予備校校舎のほか全国様々な会場で行われている。

予備校の各校舎や、大きめの書店などから申し込むことが出来ます。

[参考サイト]
医学部 再受験.com


合格最低点(目標点)

公表している大学としていない大学がありますが、現時点では公表している大学は少ないです。
具体的な点数ではなくてランク(AとかBとか)で公表している大学もあるようです。

医学部の合格最低点は、通常2次試験で7割から8割だと言われ、他学部から比べると高いです。大学

目標としてはセンター9割、2次7割5分といわれています。

しかし近年センター試験が難化傾向にあるため、今後、この数字は、もう少し低くなるかも知れません。

[参考サイト]
医学部 再受験.com

目的別大学(自治医科大学、産業医科大学、防衛医科大学校)

目的別大学とはある特定の目的を達成するために設置された大学のことです。

これらの大学は在学年数の1.5倍である9年間を、その目的に添って働けば学費が免除されます。
就労義務を拒否した場合は授業料を一括返還しなければなりません。

(1)自治医科大学

僻地での医師不足を解消するために、卒後僻地で働く医師の養成を目的とした大学。
センター試験を利用しないので自由に受験できます。
自治医科大学は2500人前後が受験して100人が合格します。


(2)産業医科大学

産業医の養成大学。
前期、後期に分かれているためにセンターの受験が必須となります。


(3)防衛医科大学校

防衛省における医官を育てるための学校。
年齢制限があります。募集要項で確認してみてください。

ちなみに自治医科大学と産業医科大学は私立大学です。

*自治医大の再受験生・多浪生制限はよく話題にあがるが自治医大生の話によるとどうやら合格しない
*と言うことはないようです。ただし県によって違うらしいと言うのが通説。

大手予備校の学費

医進系の本科コースならば65〜70万円弱です。
夏期講習や冬期講習は、一講座1万5千円〜1万8千円程度です。
地方から出てきて寮に入る場合は寮費として120〜150万円程かかる場合もあります。

大手の中では、代々木ゼミナールが授業料減額や完全免除をその実力に応じて行っています。
大学全入時代を向かえ、以前に比べて半額免除や全額免除の資格を取りやすくなっています。

[参考サイト]
医学部 再受験.com

私立大学医学部の学費

国公立よりもかなり高額で、初年度納入額が1000万円を超える大学も多いです。

主要私立大学医学部の授業料と寄付金について(入学金+6年間授業料)

慶応大学(60人) 1928万円
順天堂大学(90人) 3050万円(寄付有り)
北里大学(100人) 3800万円
東邦大学(100人) 5727万円
東京医科大学(95人) 2688万円(300万円供託 卒業時無利子返済)
日本医科大学 (100人)2840万円(任意寄付有り)
昭和大学(110人) 2330万円(補欠800万円追加)
東京慈恵会医大 2250万円(一口50万円任意)
杏林大学 3295万円(特待生115万円免除)
日本大学 3470万円(寄付金有り)
独協大学 3730万円

[参考サイト]
医学部 再受験.com

国立大学医学部の学費

平成17年度の授業料の標準額は、昼間部で53万5,800円(16年度から1万5,000円値上げ)です。

国立大学83校中、80校が標準額に揃えています。

多くの大学では、入学金(282,000円)+授業料で、初年度納入金が8178,000円です。

単科大学だとこれに同窓会費等で十数万円プラスされることがあります。

次年度以降は入学金は不要となり授業料のみになります。

公立大学では県内出身者と県外出身者で納入金に差があることがありますので確認が必要です.

[参考サイト]
医学部 再受験.com

赤本の発売時期

東大・京大を除けば9月〜10月頃の発売となります。

単科医大のものは高額(5000円ほど)になるものもあります。
総合大学の医学部ならば通常他学部と一緒になっているためそれほど高額ではありません。

各大学に問い合わせると、問題を送ってもらうことができる場合が有りますので、問い合わせてみるのもよいでしょう。

[参考サイト]
医学部 再受験.com

大学センター試験の願書入手

(1)各大学でもらうことが出来ます。
(2)予備校で配布していることもあるようです。
(3)大学入試センターから入手することもできます。

[参考サイト]
医学部 再受験.com

大学の試験科目について

各大学の試験科目について

以下の項目をチェックしましょう。
(1)センター試験で必要な科目(理科2科目or3科目。理科総合が使えるか否かなど)
(2)2次試験で必要な科目
(3)配点
(4)合格最低点

(1)〜(3)については、各大学のホームページや、予備校が出している資料などで調べることができます。

センター試験の日程や時間割、科目などについては、大学入試センターで調べることができます。

大学入試センターのホームページ
http://www.dnc.ac.jp/

(4)は教学社から出ている「赤本」に載っています。

[参考サイト]
医学部 再受験.com